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日報のフォーマット|業種別の項目と記入例、5〜7項目で決める

公開日:  最終更新日:  直感日報 編集部 約 7 分で読めます

日報のフォーマット|業種別の項目と記入例、5〜7項目で決める

日報のフォーマットは、業種で項目が変わります。決めるのは様式そのものではなく、数値で残す欄と文章で残す欄の分け方と、項目を 5〜7 個に収める上限です。

この記事でわかること
- 日報サービスの公式ヘルプは職種別で、建築施工管理向けと飲食店(店長)向けでは数値で入れる欄が入れ替わる> - 同じ公式ヘルプに、グループ(チーム)単位で共通のテンプレートを作る手順が用意されている> - 常時 10 人以上 50 人未満の事業場は安全衛生推進者を選任する。建設業は安衛令 2 条 1 号、各種商品小売業・旅館業は 2 号で、それ以外の業種は衛生推進者## 業種で日報の項目が変わる理由【早見表】

良いフォーマットを 1 枚探しても、業種が違えば半分は空欄になります。

業種数値で残す欄文章・選択で残す欄
施工・現場人員・実働(自社/協力会社別)作業内容、天候、安全確認、翌日の予定
店舗・飲食売上、客数、総労働時間営業サマリー、クレーム、引き継ぎ
営業訪問・商談・受注の件数、受注金額商談の感触、良かったこと・課題
オフィス・汎用対応件数などの数値メモやったこと、わかったこと、困りごと

日報サービスが公開している一覧も、売上日報・営業日報・警備日報・訪問介護の業務日誌というように業種と職種で分かれています(日報サービス公式のテンプレート一覧・2026-08-21 確認)。

建築施工管理向けは現場名・作業人数・資材や建材の状況・進行状況・安全面、飲食店(店長)向けは売上・予算達成状況といった欄が並びます(同 公式ヘルプ「職種別日報テンプレート」・2026-08-21 確認)。

施工・現場系のフォーマット⁠

施工の日報は請求の根拠と安全の証跡を兼ねるので、数値欄も文章欄も落とせません。

  • 作業内容 — 工種と数量まで書いて進捗にする
  • 現場写真 — 進捗と是正の証跡
  • 人員・実働(自社・協力会社別) — 自社と協力会社を混ぜずに残す
  • 天候 — 屋外の工種で遅れの理由を示す材料
  • 安全確認 — その日の KY と是正の結果
  • 翌日の予定 — 翌朝の段取りを先に決める欄
【記入例】
作業内容: 3F 西側 間仕切り LGS 建て込み(約 40 ㎡)
人員・実働: 自社 3 名(実働 7.0h)/ ○○設備 2 名(実働 4.0h)

天候: 晴れのち雨(14 時以降、外部作業中断)
安全確認: 朝礼・KY 実施、指摘は 3F 通路の配線露出 → 即日是正済み
翌日の予定: 同エリア続き、ボード搬入 10 時立ち会い

様式そのものの深掘りは 建設業の日報テンプレート にあります。

店舗・飲食のフォーマット⁠

店舗の日報は、数字と、数字に出ない店の状態の両方を残す形になります。

  • 売上数値(売上・客数・総労働時間) — その日の成績を事実で残す
  • 営業サマリー — 天候・イベント・ピークの様子を短文で
  • QSC セルフチェック — 品質・サービス・清潔さを毎日同じ観点で
  • 店内写真 — 売場・掲示・清掃状態の記録
  • クレーム・トラブル — 発生した事実と一次対応
  • 連絡・引き継ぎ — 翌シフト・他店舗への申し送り
【記入例】
売上数値: 売上 187,400 円 / 客数 142 / 総労働時間 38.5h
営業サマリー: 雨で昼ピーク弱め。夕方は近隣イベント帰りで持ち直し

クレーム・トラブル: 提供遅れ 1 件(15 分待ち)→ その場で謝罪・ドリンクサービス対応
連絡・引き継ぎ: 明日、午前中に業者の厨房点検あり(10 時〜)

ここで客単価や人時売上の欄は作りません。元の数字があれば、割り算は後からできます。

数値の見せ方は 日報の KPI・数値を見える化する方法 にあります。

日報の欄とは別に、店舗には選任の決まりもあります。常時 10 人以上 50 人未満の事業場は、安全衛生推進者または衛生推進者を選任します(e-Gov 法令検索 労働安全衛生法 第 12 条の 2・同施行令 第 2 条・同規則 第 12 条の 2・2026-09-13 実読)。

区分は施行令 2 条にあり、建設業は 1 号、各種商品小売業と旅館業は 2 号です。2 号に飲食店・飲食サービス業はありません。自社の区分は所轄の労働基準監督署に確認してください。

営業のフォーマット⁠

営業の日報は活動の量と質を分けて残すのが軸で、天候や写真の欄は要りません。

  • 営業活動 — 今日どこを訪ね、何をしたか
  • 営業数値(訪問・商談・受注件数・受注金額) — 活動量を数字で残す
  • 商談の感触 — 有望案件を選択式で残す
  • 良かったこと・課題 — 再現したい成功と、相談したい詰まり
  • 翌日の予定 — 上長が先回りして助言できる
  • 競合・市場情報 — 現場でしか拾えない情報
【記入例】
営業活動: A 社 定例訪問 → 追加見積の依頼受け。B 社 新規初訪
営業数値: 訪問 4 / 商談 2 / 受注 1 件・28 万円

商談の感触: A 社=良い(見積次第) / B 社=情報収集段階
課題: B 社は決裁者が別部署。次回同行をお願いしたい

注意したいのは、日報を顧客管理データベースにしないことです。履歴管理まで背負わせると、項目が際限なく増えます。

記入を速くする型は 現場日報の書き方 にあり、項目を固定する考え方は業種を問いません。

オフィス・サービス業の汎用フォーマット⁠

数字が主役ではないチームでは、わかったこと・困りごとが欄の中心になります。

  • やったこと — 今日の作業を短文で列挙
  • 数値メモ(対応件数など) — 拾える数字が 1 つでもあれば残す
  • わかったこと — 気づきと学び
  • 困りごと・相談 — 1 人で抱えさせない、上長が読みたい欄
  • 明日やること — 翌日の初動を決めてから終える
【記入例】
やったこと: 問い合わせ対応 / 請求書発行(月次分)/ マニュアル改訂 2 ページ
数値メモ: 問い合わせ対応 12 件

わかったこと: 問い合わせの半分は FAQ の同じページで解決できる内容だった
困りごと・相談: 請求書のあて名ルールが人によって違う。統一したい

直感日報(建設・店舗など現場チーム向けの日報管理サービス)はフォーマットを配るサービスではありません。受け持つのは、項目を入れた日報の提出と集計までです。

業種を選んだ時点で項目が決まっていれば、配る手間も回収の手間も要りません。直感日報には、この 4 業種の項目構成が業態プリセットとして入っています。

日報が「書くのも読むのも」速くなる。スマホから 15 秒で提出。数値は設定ゼロで自動集計。クレジットカード不要で 14 日間試せます。無料で 14 日試す →400 円/人/月・最低 5 名から

様式ファイルの配布と Excel の取り込み、勤怠・打刻・賃金計算、顧客管理・案件管理はできません。

なお「今日の目標」欄は置いていません。前日の「明日やること」が翌日の目標を兼ねるためで、同じことを 2 回書かせる欄は形骸化します。

4 業種を並べると、違うのは項目名で、決め方は共通しています。

施工・店舗・営業・汎用の4業種別に日報テンプレートの主要項目を整理した図

どの業種にも共通する 3 つの原則 — 5〜7 項目に収める⁠

業種が変わっても、数値欄と文章欄を分けることと、項目を 5〜7 個に収めることは変わりません。

  • 数値の欄は文章欄と分ける — 本文のどこかに件数を書く方式では集計できません。単位(件・時間・円)も欄側で決めます
  • 長く書かせる欄は 1〜2 個まで — 書く負担がいちばん重い欄です。事実は選択式・数値・写真に寄せます
  • 気分・コンディションを聞くなら 1 問まで — 増やすとアンケートになって嫌がられます。1 問・スキップ可が上限です

判定軸は 2 つです。業種で変わるのは項目の中身、変わらないのは 5〜7 という上限のほうです。

決まった項目は、配ってから試されます。

配ったあとに起きること — 量・配り方・読まれ方⁠

行き詰まるのは項目の中身ではなく、量と配り方と読まれ方のほうです。次の 4 点を確かめてください。

  • 項目が多すぎる — 全部足すと 10 項目を超え、初週で失速します。目安は 5〜7 項目・記入は数分以内です
  • 全員に同じ 1 枚を強制する — 営業と現場と事務が混在する会社で共通化すると、半分は関係ない欄になります。公式ヘルプにも、グループ(チーム)ごとに共通テンプレートを作る手順があります(日報サービス公式ヘルプ「グループ共通の日報テンプレートを作る」・2026-08-21 確認)
  • 読み手が反応しない — 何も返ってこない日報は、書く意味を感じられなくなります。「読んだら一言返す」まで決めておくのが手堅いです
  • Excel で配って止まる — 提出の催促・回収・集計が管理側の手作業として残ります。月末の手集計をなくす手順は 日報の集計を自動化する方法 にあります

よくある質問⁠

Q1. 営業と現場が両方いる会社では、フォーマットをどう分ければいいですか?⁠

チーム(職種)単位で分けるのが基本です。全社で 1 枚に統一すると、どちらのチームにも合わない欄が残ります。

提出状況を 1 画面で見られる形にしておけば、管理の手間は増えません。

Q2. 項目は何個までにすべきですか?⁠

目安は 5〜7 項目で、この記事の 4 業種の例もその範囲です。「見たい項目」ではなく「毎日書ける項目」で選んでください。

Q3. まずは Excel やチャットのフォーマットで始めてもいいですか?⁠

型を試す段階なら十分です。ただし人数が増えると、提出の催促・回収・集計が管理側の手作業として重くなります。

5 名以上で本運用するなら、費用の考え方は 日報アプリの料金相場 にあります。

Q4. 店舗や飲食店でも、日報に安全衛生の欄を作るべきですか?⁠

選任の決まりと、日報にどの欄を置くかは別の話です。常時 10 人以上 50 人未満の事業場は、安全衛生推進者か衛生推進者を選任します(安衛法 12 条の 2・安衛則 12 条の 2)。

安衛令 2 条 1 号・2 号に挙げられていない業種は 3 号の「その他の業種」に当たります。自社がどの区分かは所轄の労働基準監督署に確認してください。

欄を置くかは、毎日その店で確認したいことがあるかで決めます。

まとめ: 次にやること⁠

  • 自分のチームに近い業種の項目リストを 1 つ選ぶ
  • 数値で残す欄と文章で残す欄に分ける
  • 項目が 7 個を超えていたら削る

4 業種を並べても、項目はどれも 5〜7 個に収まっています。

ただ、項目を直すたびに様式を配り直し、古い版で書かれた分を集め直す手間は残りがちです。

この配り直しは、紙の様式・Excel・チャットの定型文のどれを選んでも同じです。

業種を選んだ時点で 4 業種分の項目構成が入っていて、配り直す対象がそもそもないのが直感日報の業態プリセットです。

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※ 本記事は一般的な情報の提供を目的としています。安全管理・労務の個別の取り扱いは、各現場のルールと関係法令を優先してください。

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